ロッキングチェアーとは
ロッキングチェアーは、足の先端に湾曲した木が使われている椅子の事です。木製ならではの曲げ木により、重心を移動させる事で前後に動きます。(一般的には木製です)
一定のリズムで揺れる為、とても心地よく読書などに最適です。ブランコに乗っている時の心地よさを想像すると分かりやすいですね。元々、中流家庭向けにデザインされて作られていましたが、現在では木製ならではの温かみのあるデザインがインテリアとしても人気があります。
ロッキングチェアーがリラックス出来る理由
食卓の椅子などでは背もたれの高さは座って腰か背中くらいです。高級なレストランなどに行けば肩までの高さのものをたまに見たりもします。でも、ロッキングチェアーの背もたれはそれよりも高いものが珍しくありません。
現在、デザインされるものには珍しくなってしまいましたが、昔から続いたロッキングチェアーの特徴のひとつに高い背もたれがあります。これにはロッキングチェアーの癒しのヒントが隠れています。
普通、背もたれのある椅子に座るとき、前かがみになったり、椅子にお尻だけを乗っけたり、ダラーッとお尻というか腰の辺りが座にかかっているだけで首を折った形で肩が背もたれに当たっている人も少なくないでしょう。どんなにいい椅子に座ってもこれでは身体を楽にすることが出来ません。普通の椅子では何気なくやってしまうこんな座り方も、考えてもらえばわかりますが、ロッキングチェアーでは辛い座り方です。
ロッキングチェアーは知らず知らずのうちに揺れを生じやすくさせるために身体全体でバランスをとるように座ってしまう椅子で、一番バランスがいいのが深く腰掛け背中を伸ばした形なのです。その際に頭の位置も重要になってきます。ロッキングチェアーは初めから頭が背もたれにもたれかけられるようにバランスを考えているので頭以上に高い背もたれが一般的だったのです。長い時間座っても疲れないのは、実は正しい姿勢で椅子に座っているからなんですね。
ちなみに現在のデザインの背もたれの低いものは、頭が少し前に来ることを考慮していて、背もたれの高いものよりも座板と背もたれの角度を大きくして、背中をしっかりホールドすることで頭の重さを受け止めてバランスをとっているようです。
